2016年-2017年度 個人タックスリターンチェックリスト / 法人税申告チェックリスト

法人 & 個人のタックスリターン、監査、SMSF(自己運用年金基金)設立や企業設立など、ウェルシュ公認会計事務所は日本語にてご相談承ります。

2016年-2017年度 個人タックスリターンチェックリスト / 法人税申告チェックリスト

2016年/2017年度 個人タックスリターンチェックリスト

 

節税対策の常套手段は、当期の税金控除額を増やすことで全体の課税所得を減らす方法です。

 

<2017会計年度における居住者の個人所得税 税率表>

課税所得 税率*1 税額
$0 – $18,200 0% 非課税
$18,201 – $37,000 19% $1当たり$0.19
$37,001 – $87,000 32.5% $3,572+$37,000を超える範囲につき$1当たり$0.325
$87,001 – $180,000 37% $19,822+$87,000を超える範囲につき$1当たり$0.37
$180,001以上 47%*2 $54,232+$180,000を超える範囲につき$1当たり$0.47

*1. 上記の税率に2% のメディケア税が通常加算されます。

*2. $180,000を超す課税所得に課せられる予算均衡化税2%が含まれます。

 

個人タックスリターンでの一般的な税控除項目

<主な所得控除>

  1. $300以下の少額資産

給与所得者や賃貸不動産所有者が2017年7月1日以前に購入した$300ドル以下の資産で、査定可能な所得を生ずるものについては、通常、一括償却が認められていいます。

(例)

  • 職務に関する書籍、定期刊行物等
  • ブリーフケースやスーツケースなどビジネスバッグ
  • 計算機、電子手帳
  • 電子タブレット
  • ソフトウェア
  • 文具
  • 工具器具備品

 

  1. 衣服費

2017年6月30日までに購入した職務関連の衣服にかかわる費用。

  • 制服や作業服など勤務先で着用が必要とされる衣服や防護用衣服の購入費
  • 職務関連の衣服のクリーニング代、洗濯代、修繕費等

 

  1. 教育費

会計年度末までに前払いを検討すべき教育費

  • 授業料(HECS-HELP Feesを除く)、学生自治会費、個別指導費
  • 所得控除の対象となる教育費を支払うために借り入れたローンの利息
  • 文具や教材等

 

  1. その他必要経費

給与所得者は以下の費用を2017年7月1日までに前払いすることで控除額を増やせます。

  • 組合費
  • 職務に関連する協会の年会費
  • 職務に関連する刊行物の購読料
  • 職務に関連するセミナーやカンファレンス参加費
  • 収入保障保険料(死亡保険、高度障害保険を除く)

注)上記のサービスを受ける為に支出した費用について、2017年7月1日までに前払いがある場合は、2018年7月1日より前の12ヶ月以内にそのサービス提供を受けるようにして下さい。会計年度をまたいでのサービス提供の場合は、一般的に、当該会計期間に発生する費用分のみの控除となります。

 

<必要書類>

ご来社の際には以下の書類をお持ちください。

 

収入に関する書類

  • 源泉徴収票 (PAYG Payment Summary)
  • 退職所得の源泉徴収票(Lump sum and Termination Payments)
  • 公的年金等の源泉徴収票(Government Pensions and Allowances)
  • その他の年金についての書類(Other Pensions and/or Annuities)
  • 雇用主から提供された手当詳細を記載の書類(娯楽、車や工具等)
  • 利子所得、不動産所得、配当所得に関する証明書
  • パートナーシップや投資信託からの分配金に関する通知
  • キャピタルゲイン課税の対象となる資産、または収入を得る為に保有していた資産の売却に関する資料

 

 

必要経費に関する書類

  • 労働裁定に基づき支給された交通費手当に関する通知書(award transport allowance claims)
  • 収入の振込や経費支払いの際に発生した手数料に関する通知書
  • 出張中に発生した有料道路通行料や駐車料の領収書
  • 大規模会議や大会、展示会、カンファレンス、セミナー等参加費の領収書
  • 書庫、工具、ビジネス機器の減価償却計算表 (家庭のパソコンも使用割合に応じて含める)
  • 寄付金の領収書
  • 自宅オフィス維持費の領収書

例)清掃代、光熱費、自宅オフィスの家具の減価償却費)、電話料金、インターネット料金)

  • 投資にかかった費用の領収書

例)口座維持手数料、管理手数料、株式を取得するための借入金の利子、投資の見直しに関する相談料(但し、新規の投資に関するものを除く) advice relating to changing investments (but not setting them up)、PC等の器具備品や収入を生む資産を取得するための借入金の利子

  • 仕事で使用する車の維持費に関する領収書
  • 食事手当に関する通知)
  • 賃貸不動産の維持費に関する領収書

例)広告費、地方税(Council rates)、水道基本料金(Water rates)、保険料、不動産購入のための借入金の利子、土地税、法的費用、管理費、修繕費、電話料金、点検のために物件を訪れた際の交通費

  • 個人事業主が行ったスーパーアニュエーションを証明する書類superannuation contributions by sole traders or substantially unsupported taxpayers
  • 日焼け防止グッズ購入の領収書
  • タックスエージェント手数料の領収書
  • 仕事用電話料金の領収書
  • 器具備品購入の領収書

 

 

2016/2017年度 法人税申告チェックリスト

 

1. 年商$1000万以上(関連会社を含む)の企業の節税対策

 

  • 前払費用を活用した方法

年度末(6月30日)までの期間に対応する費用を経費として計上できます。

また、以下の前払費用も通常、本年度の経費として全額計上できます。

  • $1,000以下の支払
  • 給与など、労働契約に基づく支払
  • 法により支払が定められている支払

注)前払費用の取り扱いは分かりにくく紛らわしい部分もございます。必要がございましたら、費用を実際に前払いする前に、弊社までお気軽にご相談下さい。

 

  • 費用計上のタイミングを早める方法

a) 減価償却資産

取得価額$100以下の減価償却資産については、資産取得の年度に全額経費とすることができます。

取得価額$1,000未満の減価償却資産については、取得日に関係なく、資産取得の初年度に償却率18.75%で償却できます。

b) オフィスや社用車その他器具備品などの修繕費

c) 消耗品費

d) クライアントへの贈答品

e) 寄附

f) 広告費

g) フリンジベネフィット

h) スーパーアニュエーション

 

  • 未払金/未払費用

会計年度末までに支払事由が発生しているけれども未払となっているものの例として、以下があげられます。

a) 給料:年度末までに労働の提供が発生しているが未払となっているもの。

b) 未払利息:前回の利息の利払日から年度末までの利息。

c) 商業手形:2017年6月30日までの割引料。

d) コミッション

e) フリンジベネフィット税: 2017年6月30日の時点で未払であった本年度のFBT予定納税(FBT Instalment)

f) 役員報酬: 支払いが確定している場合のみ。

 

2. 年商$1000万未満(関連会社を含む)の企業の節税対策

 

  • 費用計上のタイミングを早める方法

a) 減価償却資産

取得価額$20,000未満の減価償却資産については、取得した年度に一括償却することができます。限度額の$20,000は一時的な引き上げで、現時点では、この制度は2018年6月30日まで適用が延長されます。

取得価額$20,000以上の減価償却資産については、償却資産のグループ分けの必要がない「単一減価償却プール(simplified depreciation pool)」に、引き続き割り当てることができ、その償却率は初年度が15%、それ以降は30%です。

上記2つの減価償却ルールを選択した際には、以後全ての減価償却資産にこのルールを適用しなければなりません。

 

  • 前払いで節税

前払いした期間が2017年7月1日より1年以内のものにつき、本年度の費用として計上できます。

例としては以下のものがあげられます。

a) 事業所の家賃、備品のレンタル料

b) 車や、オフィス備品のリース料

c) 借入金の利息

d) 出張旅費や宿泊費

e) 2017年7月1日以降に開催されるセミナーの参加費やコースの授業料

f) 定期刊行物の購読料

g) 清掃費

 

<必要書類>

弊社にご来訪の際には以下の書類をお持ちください。

  • 年度末の在庫管理表/棚卸表
  • 売掛金リスト
  • 年度末の買掛金リスト

オーストラリア、シドニーにおける税務の事なら ウェルシュ 公認会計士事務所 にお任せください。お客様のビジネスを全力でサポートいたします。