月次レポート2018年2月号

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月次レポート2018年2月号

追加的住宅購入支援措置が可決

オーストラリア議会は、初回住宅購入者にスーパーアニュエーションの枠内で頭金の積立てを認める「ファーストホーム・スーパー・セーバー・スキーム(FHSSS)」と、高齢者に「ダウンサイズ」による自宅売却益のスーパーアニュエーションへの拠出を認める法案を可決しました。

2018年7月1日以降、初回住宅購入者は住宅購入に際して2017年7月1日以降に拠出した任意拠出金(合計30,000ドルまで、個人は現在の任意拠出枠内で最大年15,000ドル積立て可能)とみなし金利を引き出すことができるようになります。

また、2018年7月1日以降、65歳以上のオーストラリア国民が少なくとも10年間所有した自宅を売却した場合、売却益最大300,000ドルをスーパーアニュエーション口座に拠出することができ、これは既存の拠出制限の枠外の扱いとなります。カップルは二人ともこの措置を利用できるため、合計600,000ドルの売却益をスーパーアニュエーションに拠出できます。

オーストラリア税務局(ATO)が零細企業に記録保持に関して警告

ATOによれば、零細企業の破綻の原因のうち、「ずさんな記録保持が上位に位置付けています。」

ATOが「Protecting honest business(誠実な企業の保護)」キャンペーンで訪れた企業の半分以上が、記録保持の改善を必要としていました。

指摘事項には以下が含まれます。

  • 売上と収入に予想値を使用。
  • 現金払いを受取る際に、レジで「売上なし(no sale)」や「無効(void)」のボタンを使用。
  • レジのテープを保管せず、営業終了時点で日次の照合を行わない。
  • 従業員への支払を現金払いで行う。

ATOはこうした企業に対して、記録保持についてのワークショップを主催し、出席を促す通知を送っています。ワークショップでは、適切な記録保持がいかに重要であり、如何に時間節約できるかなどについての説明があります。

ビサ保有者に対するATOのデータ照合プログラム

ATOは、2017/18年度、2018/19年度、および2019/20年度について、移民国境警備省からビザ所有者に関する情報がATOに提供されます。

3年間の期間を通じて、2,000万人以上についての記録の入手が予想されています。

記録はATOのデータと電子的に照合され、税務およびスーパーアニュエーション関連法に基づく義務違反を特定したり、(例えば)オーストラリアの外国人投資規則に基づく法令遵守活動の支援に使用されます。

ATOが2016/17年度のSMSF年次報告期限を延長

ATOは、2016/17年度の自己運用型スーパーアニュエーション・ファンド(SMSF)の年次報告提出期限を2018年6月30日まで延長しました。

ジェームズ・オハロラン副税務局長は、以下のように説明しています。「今年は2017年7月1日に発効したスーパーアニュエーション改革の施行初年度となるため、SMSFやそのアドバイザーが新たな重大事項について検討したり、意思決定をしなければならないことを認識してる。したがって、SMSFの受託者やアドバイザーがこうした重要事項の処理に専念できるよう2016/17年度のSMSF年次報告提出期限を延長することを決定した。」

 

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