月次レポート 2013年9月号

月次レポート 2013年9月号

現政府の税制計画

政府が選挙で取上げている税制、年金政策には下記のものがあります。

  • 炭素価格の固定を廃止し排出取引の開始日を2014年7月1日に前倒し
  • 車両に関する付帯給与税の改正(法定算出法の廃止など)
  • タバコ税の段階的引き上げ
  • 国税局に税金の負債額や未払い年金などを確認させるための更なる情報源
  • 2013年7月31日以降の5年間は年金制度に主要な改正は行わない

しかし政府は自己教育費の控除額を$2000までと上限を設定したが2015年7月1日まで延期することになった。


連立野党の税制計画

連立野党側が選挙で公約しているものには下記のものがある。

  • 法人税を1.5%引下げ28.5%とする
  • 有給出産育児休暇制度の拡大(働く女性を対象に給与全額に対し6か月分までの支給とする)500万ドルの課税所得を持つ企業に対し1.5%徴収することで一部まかなう予定であるので対象企業の法人税は実質30%のままとなる。
  • 労働党による18億ドルの車両付帯給与税の廃止
  • 雇用主による強制年金積立額の引上げを2年間延長する
  • 炭素税制と鉱山税制の廃止

注釈:グリーン党は2014年7月1日以降、中小企業の法人税を30%から28%に引き下げるよう提案している。


キャピタルゲイン税の優遇制度を適用する際によくある間違い

国税局は納税者が中小企業を対象としたキャピタルゲイン税の優遇制度を適用する際によくある間違いを公表し、正し方を示している。

正味資産価値の上限

CGTイベント直前にCGT資産の正味価値が600万ドルを超えていはいけない。
これは納税者に関連した存在、納税者の関係者に関連したものも含む
事業もしくは資産の市場価値の決定
市場価値が求められる場合には、認められた評価原則を適用すべきである。

同意日ではなく契約日の使用

CGTイベントは同意日ではなく契約が結ばれた日に発生する。資産の売却においてはCGTイベントは契約書にサインされた時に発生する。契約日と同意日が会計年度をまたがる場合にはキャピタルゲインもしくはロスは契約書にサインされた年度に申告されるべきである。


年金給付の開始と停止

国税局は年金給付の始まりと終わりに関する規則を公表した。
その規則はSMSFを含む年金基金に適用され特に年金支給開始時期と停止時期に焦点を合わせている。
これらの概念は年金基金と年金を給付されるメンバーの所得税の決定に関連している。
国税局は年金支給が停止するケースの中でも最も一般的な例として下記のものを公表している。

  • 年金の原資を使い果たした場合
  • 年金基金の原則を遵守しなかった場合
  • 年金が全額で一括で引出された場合
  • メンバーが死亡した場合

2012-13年度以降に適用される最近の税法の改正はメンバーが死亡する直前まで年金の支給を受けていた場合、関連する条件が満たされれば、基金は受益が現金化されるまで年金は課税免除となる。


年金資産の分離

注釈:国税局は年金基金が年金証明書を取得せずに資産を分離し所得が課税免除となるためにすべきことを公表した。

まだ原案にすぎないが実践的なガイダンスを述べている。
例えば年金基金は2つの銀行口座を持つよう述べている。基金が年金証明書を必要としないよう、1つは年金支給のためにのみ維持され、もう1つの口座は一般的な目的のために維持されるべきとしている。

注)上記の記事は一般的な情報提供を目的としており、法的なアドバイスではありませんのでご了承ください。もし個別のアドバイスが必要な場合は専門家にご相談ください。

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