自己運用年金基金(Self-Managed Super Fund)PART3

今回は老後のための年金の拠出方法について説明したいと思います。

まず年金拠出は課税前拠出(Concessional Contribution)と課税後拠出(Non-Concessional Contribution)の2つに分けられます。課税前拠出には雇用主から支払われる拠出金(今年度から9.25%となり2019/20には12%まで引上げられる予定)、給与の一部を年金に支払ったもの(Salary Sacrifice)や個人事業主などが税控除として申告した拠出などが含まれます。 高所得者の場合には給与を年金に拠出することで15%の税率に抑えられるというメリットがあります。

課税後拠出には個人の税引き後のポケットマネーからの拠出、配偶者の拠出や課税前拠出の上限の超過分が含まれます。これらの大きな違いは年金基金で課税されるかどうかです。課税前拠出には15%が課税され課税後拠出は課税されません。

これらの拠出には下記のとおりそれぞれ年間で拠出できる上限が定められています。

課税前拠出金の上限
年度 59歳以下 60歳以上
2013/14 $25,000 $35,000
課税後拠出金の上限*
年度 年間の上限 前倒しの上限(3年間)
2013/14 $150,000 $450,000
*65歳以上の場合には課税後拠出をするにはワークテストの条件を満たさなければなりません
74歳以上の場合には課税後拠出はできません

もしこの上限を超えて拠出した場合には最高税率の46.50%の税金がかかりますので年金への拠出を増やす際には、くれぐれもご注意ください。なお2013/14年度において課税前拠出の上限を超えた分が10,000ドル以内ではじめての場合に限り、返金を受けて46.50%ではなく個人の税率の適用が認められています。

注)上記の記事は一般的な情報提供を目的としており、法的なアドバイスではありませんのでご了承ください。もし個別のアドバイスが必要な場合は専門家にご相談ください。

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